剪定をしていない梅の木は、上の方の枝が真上に向かって真っ直ぐに伸び、その天に向かって大きく伸びた若枝を「ずば枝」(ずばえ)というそうです。若い頃にお花とお茶の先生をしていた、知り合いの95歳のおばあちゃんが教えてくれました。天に向かって真っ直ぐに伸びるなんて、地面を這いつくばっている私には羨ましい限り。梅の花を見たらぜひずばえを探してみてください。
田舎暮らしで生まれたいくつもの詩に、「ひとりごと」と表題を付けて、野咲百合花というペンネームで自己満足に浸っていましたが、詩がずいぶんと溜まったので、ここでご紹介をさせて頂くことにしました。
今日も「ひとりごと」の中から一つ詩をご紹介させて頂きます。
⌘⌘⌘⌘⌘⌘ 🌷 ⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘ 🌷 ⌘⌘⌘⌘⌘⌘
水たまりふたつ
雨のたくさん 降った後
地面が ぱっちり 目を開けた
ゆっくりと 通る雲を
たわむれる 小鳥たちを
じっと そっと 見つめてる
ひらひら 枯葉
はらはら 花びら
笑いながら 落ちてくる
水たまりの上 ゆらゆらと
子犬の後に 長靴の子ども
水を蹴って 追いかけっこ
水が濁って 見えなくなった
月が上り 星が瞬く 夜の間も
目を開いたまま 夜空を見つめる
眠らない ふたつの大地の目
日が上れば
ジリジリと 照りつけられ
ゆっくり ゆっくり
目を閉じる
⌘⌘⌘⌘⌘⌘ 🌷 ⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘ 🌷 ⌘⌘⌘⌘⌘⌘
ある日、雨上がりの道に大きな水たまりを発見。まるで地面が大きく目を見開いたかの様に見え、新たな出会いに感激。この目は何を見ているのだろうかと、大地の気持ちを妄想してしまいました。空が晴れて、だんだんと小さくなって消えて行く水たまり。ちょっとはかなさを感じました。もっと見たいだろうな、いろんなものを。な~んてついつい思ってしまいます。
読んでくださってありがとうございました
レース糸で卵(イースターエッグ)を作ってみました。
野咲百合花
田舎暮らしで生まれたいくつもの詩に、「ひとりごと」と表題を付けて、野咲百合花というペンネームで自己満足に浸っていましたが、詩がずいぶんと溜まったので、ここでご紹介をさせて頂くことにしました。
今日も「ひとりごと」の中から一つ詩をご紹介させて頂きます。
⌘⌘⌘⌘⌘⌘ 🌷 ⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘ 🌷 ⌘⌘⌘⌘⌘⌘
水たまりふたつ
雨のたくさん 降った後
地面が ぱっちり 目を開けた
ゆっくりと 通る雲を
たわむれる 小鳥たちを
じっと そっと 見つめてる
ひらひら 枯葉
はらはら 花びら
笑いながら 落ちてくる
水たまりの上 ゆらゆらと
子犬の後に 長靴の子ども
水を蹴って 追いかけっこ
水が濁って 見えなくなった
月が上り 星が瞬く 夜の間も
目を開いたまま 夜空を見つめる
眠らない ふたつの大地の目
日が上れば
ジリジリと 照りつけられ
ゆっくり ゆっくり
目を閉じる
⌘⌘⌘⌘⌘⌘ 🌷 ⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘ 🌷 ⌘⌘⌘⌘⌘⌘
ある日、雨上がりの道に大きな水たまりを発見。まるで地面が大きく目を見開いたかの様に見え、新たな出会いに感激。この目は何を見ているのだろうかと、大地の気持ちを妄想してしまいました。空が晴れて、だんだんと小さくなって消えて行く水たまり。ちょっとはかなさを感じました。もっと見たいだろうな、いろんなものを。な~んてついつい思ってしまいます。
読んでくださってありがとうございました
レース糸で卵(イースターエッグ)を作ってみました。
野咲百合花