少し前まで、田舎に住んでいました。今は東京の静かなところに住んでいます。
田舎にいたころ、手つかずの自然と、お店が全くないだだっ広い場所で、
不便だけれど、今よりもっと動物っぽい…いえ、人間らしい暮らしをしていました。
そのころに、庭仕事をしながら、お散歩しながら、子供と楽しく過ごしながら
自然に生まれたのが「ひとりごと」というポエムたちです。
ここでご紹介したら、ひとりごとではなくなってしまいますが、
人生の嵐や雨の中でも、お日さまを浴びた様な、ほっこりする時を
皆さんとご一緒に過ごせたらと思い、拙い詩をご紹介させて頂きます。
縁側に座っておしゃべりを聞く様なつもりで、お読みくだされば嬉しいです。

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小鳥のあそび

庭の水場の桶のふち
とまってのぞけば
朝日がまぶしい 太陽の水
ちょんとつついて 一口飲んだ
冷たい水 もう一口つついたら
横取りのら猫 水浴びに来た

桶の水 飲めなくなる冬は
枯葉の眠る 厚い氷
猫は ひなたで 居眠りよ
今のうち
落ち葉と一緒に 遊べるよ
氷の上で 追いかけっこ
葉っぱのソリで すべって歌う
赤い木の実や ヒイラギさん
松かさ どんぐり みんな来て
すべって遊ぼよ スケートリンク
皆で手を取り 輪になって
氷の上に クリスマスリース
のら猫 見たら 笑うだろ

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田舎の古い大きな家には、広いお庭がありました。
その隅に水を溜める桶があって、良く小鳥や猫が来ていたのです。
毎年冬は桶に氷が張って、子供達がそれを取り出しては遊んでいました。
クリスマスの時期に、桶のそばで昼寝をしている猫を見て、
私の妄想グセにスイッチが入り、この詩が出来ました。
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今は時期外れですが、こんな物も作ります。

また見て下さい