
「ん…?わたしの特技は何かって?」

「そりゃあ、、、」

「背中がかゆい時、かけることでしょ。」

孫の手いらず(^_^)v

これは、なんでしょう??

末娘が持ってきてくれたお土産です。
実は、、、
高校で、ゆるゆるの山岳部に入った娘は
「お父さんと一緒に富士山に登る」
という、目標がありました。
そして、その目標を、この夏休みに
一応、達成しました(^_^)v
その時に拾ってきた溶岩です。

私は、富士山は小学校の遠足で行ったきり。
山登りは全くだめなので、もちろんお留守番。
夫は富士山はこれで、3回目の登頂。

富士山は5合目までは木がありますが、
6合目からは植物はあまり無く、
溶岩ばかりで、景色も単調でつまらない、
というのが、もっぱらの評判です。
それでも、毎年30万人前後の人が
富士山に登るというデータがあり、
時期によっては、山頂付近の渋滞が、
ものすごいことになっているようです。

富士山に登るルートは5つあり、
2人のいたパーティーは
初心者向けの吉田ルート。
このルートだと、標準6時間ほどで
登れるそうですが、
実際はもっとかかったそうです。

五合目(2,305m)から登り始め、
道のりとしては意外に短く、6.3�qですが、
1,400m以上の高さを登るのですから、
私などは気が遠くなります。

雲の上。七合目の山小屋。

雲の下に見える山中湖。
八合目に到着したら、そこの山小屋で1泊。
といっても、夕方6時半ごろに就寝し、
深夜12時半から再度登り始め、
山頂で朝日を迎えるというのが通例。
渋滞を避けるため、
他のパーティーと、30分ずつの時間差で登ります。
八~九合目あたりになると
高山病にかかって、
ひどい頭痛や嘔吐で、登頂を断念し、
担架で運ばれて行く方も毎回おられるようなので、
とても心配していましたが、
幸い、娘は高山病にはならず…、
ただ、いつもどんじりで、皆について行けず、
途中、もう登れない~…>_<…、、、となり、
お父さんにリュックを担いでもらったとか。
どうやら、雨が降り出して、
びしょびしょになったのだそうです🌨
娘は、一行の一番最後にいて、
置いてきぼり状態でしたが
途中から、
一番前のガイドさんの後ろにつくことにして、
娘のペースで登ってくださり、
なんとか、無事、全員で登頂できたようです。
けれども、山頂は曇があって☁☁
朝日を見ることはできませんでした( i _ i )
しかも、山頂では写真を全く撮らなかったのだそう。
山頂はすり鉢状の地形で、その縁を歩く
「お鉢巡り」というものがあり、希望者は、
更に70m上に行くことが出来るのですが、
ゆっくり登ったため時間が無く、中止となりました。
娘はホッとし、夫は残念…。
帰りは行きと同じ道ではなく、
下山道を通ります。
行きは登りやすく、帰りは降りやすい道に
なっているのだそうです。
しかし、娘は足の筋肉痛がひどく、
道は雨で滑りやすく、
下山もまた、それはそれは大変だったようです。
「1メートル」の段差は「一命取る」という
建築や土木関係の言葉があるそうですが、
1mの高さが命取りになることがあるので、
甘く見てはいけないのだそうです。
それにしても、事故も病気も無く、
無事に帰って来られて、本当に良かったですー。
夫は、娘のリュックを担いだおかげで、
いつもの登山より、疲れた様子。
ま、すぐに元に戻るんですけどね(^-^)

登頂した人が貰える、登頂証明証。

山頂から出したハガキ。
帰宅後に届きました📬

山頂郵便局の消印欲しさに、わざわざ山頂から投函📮


溶岩以外のお土産は、、、
タオル、お水、バンダナ、バッチ(笑)
それしかないけれど、
娘にとっての大きな経験と、2人の無事が
一番のお土産でした (*^_^*)
ここで、娘と夫の気持ちを代弁して、
川柳を少々…。
延々と 右足出しては つぎ左
山小屋の ラーメンなぜか サッポロ一番
山の上 カップラーメン 600円!
高嶺まで 重荷をあずけ 一歩ずつ
ただ登る 馬鹿馬鹿しさが やみつきに
背伸びして 空の尾つかむ 富士山頂
下山道 苦しいくせに 足笑う
△△△▲△△△▲△△△
夏は外出したくない私。
足腰が弱くて山登りができない私。
どうしても謎が解けません( ? _ ? )
なぜ登る 「山があるから」 なぜ登る???
皆さんも、良い夏休みをお過ごし下さいね~(*^o^*)
コメント
コメント一覧 (2)
野咲百合花
が
しました
ありがとう 今度一緒に いかがです?
野咲百合花
が
しました